障害者スポーツ活動
当財団では、リハビリテーションの一環として障害者スポーツ活動であるフットサルを行っています。障害者スポーツは、医学的リハビリテーションとしての機能回復やレクリエーション活動として行われており、当財団でも障害者スポーツを社会復帰のためのリハビリテーションの一つとして位置付け、取り組んでいます。
第17回全国障害者スポーツ大会愛顔つなぐえひめ大会参加へ
平成29年10月に愛媛県で「第17回全国障害者スポーツ大会愛顔つなぐえひめ大会」が開催され、オープン競技として精神障がい者フットサルが、西条市のビバ・スポルティアSAIJOを会場で行われました。全国から約140名10チームの参加があり、熱戦を繰り広げました。当病院の患者様や職員も愛媛の選手や運営スタッフとして参加し、地元の大声援を受けて試合を戦い、充実した2日間を過ごしました。
全国スポーツ大会 フットサル初開催へ
「精神障害者競技 普及に光」平成25年10月5日付け愛媛新聞(掲載許可番号:G20131201-01367)
地域交流やコミュニーケーション不足、運動不足の解消のために、そして患者様の社会復帰のために競技スポーツは有効な手段と考え取り組んでおります。
競技スポーツの効用
- 競技大会への出場する事を目的とするためのモチベーションが高い。
- 勝ったり、負けたりして得る事が多い。
- 大会へ出場するため服薬を含めた自己管理が身につく(アドヒアランスの向上)。
- 偏見が少なくなり地域への輪が広がる。
Jリーグ百年構想
- 地域に根ざした総合スポーツクラブを全国に広げ、スポーツが生活の一部となる「スポーツ文化」を確立する。
- 日本中に1つでも多くの芝生に覆われた広場やスポーツ施設をつくる。
- スポーツを見る、スポーツをする、スポーツを通じて地域の人々との交流を深めるといった環境をつくる。
- 地域の人々が参加できるようなサッカー教室を開いたり、地域で開催されるスポーツ活動をサポートする。
- スポーツを通じて人間性やボランティア精神を育み、世代を超えたふれあいの輪を広げる。
- 障害をもつ人も一緒に楽しめるスポーツのシステムをつくる。