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リハビリテーション課 各部門のご案内

リハビリテーション課

精神疾患をお持ちの患者様のリカバリーを支援するため、心身の機能の維持・回復そして生活全般の質を高めるためのリハビリテーションを実施しています。

作業療法係

作業療法士が在籍し、作業療法(リハビリテーション)を実施しています。創作活動、運動・リラクゼーション活動、音楽活動等のプログラムや、SST・認知行動療法といった心理教育的プログラムを患者様の回復段階に応じて提供しています。他の人と関わる場面を提供することで、作業能力、対人関係等の回復や心の安定を促し、早期の社会復帰を目指す治療を行っています。

臨床心理係

公認心理師が在籍しています。急性期から回復期、慢性期、外来などの幅広い患者様を対象に知的・発達検査、人格検査、認知機能検査等の各種心理検査を実施しています。
また、心の問題を一緒に整理していくカウンセリングや心理教育的なグループ活動も実施しており、患者様やそのご家族に心理的支援を行っています。

※心理検査やカウンセリングは主治医の判断および指示が必要になりますので、まずはその旨を主治医にお伝えください。

作業療法(リハビリテーション)について

作業療法とは、具体的・現実的な作業や他人と関わる場面を提供することで、作業能力、精神機能、対人関係等の回復・安定を促し、その人らしくより良い生活が出来るように援助していく治療活動です。

回復のプロセスとリハビリプログラム

回復の時間は人によって異なりますが、基本的には下記のような5段階のステップを経て回復していきます。回復段階と自分の目的に合ったプログラムを行うことで、回復を早めることや再発予防につながります。

Ⅴ維持期
(再発予防期)
  Ⅳ回復期後期
  Ⅲ回復期前期
  Ⅱ休息期
(消耗期)
Ⅰ急性期

Ⅰ 急性期:入院当初~

この時期は不安、緊張感、悲観的になる、周りの出来事に敏感になりすぎることで様々な症状が現れます。

治療目標
  1. 薬物療法と刺激を避けること、十分な安静、安心感を得ることが主となります。基本的に休息が優先です。

Ⅱ 休息期(消耗期):1週間前後~

急性期を過ぎた後、失われた体力や心のエネルギーが減退したままで「病み上がり状態」です。なんとなくだるい、元気が出ない、活発になれない時期です。無理をすると急性期に逆戻りということもあります。

治療目標
  1. 消耗したエネルギーを徐々にためたり、バランスを整えたりするために、心身ともにゆったりと過ごせることを行っていきます。睡眠はとりすぎるくらいがちょうどよいです。
  2. 不安や症状から少し離れる時間を持ちます。

Ⅲ 回復期前期:3週間前後~

日常生活リズムがパターン化し、活動の範囲が増え、人との付き合いが徐々に回復していく時期です。調子も意欲もちょっとよくなったり、沈んだりと変動が見られます。

治療目標
  1. まずは自分の状態に気付くことが大切です。頭や体を使いつつ、体調や気持ちの変化(楽しい、心地よい、このままでよい、しんどい、しんどい考えにとらわれているなど)に目を向けていきます。
  2. 人や集団の刺激に慣れていきます。
  3. 自分一人で悩まない、不安やストレスを抱え込まないために、再発予防のための知識を学んだり、自分の話をしたり、他者の話を聞いたりします。

Ⅳ 回復期後期:2か月頃~

気持ちにゆとりが出てくる、自分でやりたい意欲が湧き始め、退院後の生活や具体的な自分の目標に向けて取り組むことができてくる時期です。

治療目標
  1. 体力をつけることで精神的にも活動的になり、睡眠の質が向上します。積極的に運動を取り入れます。
  2. 再発予防のための計画を立てます。不安、ストレス(不調のサイン)に対し、自分の考えや対策をまとめます。また、他者の意見も自分に取り込んでいき、視野を広げたり、対処法を増やしたりします。
  3. 外出・外泊を通して課題に向き合い、取り組むことで自信を取り戻していきます。

Ⅴ 維持期(再発予防期):6か月頃~

退院後の生活の中で、焦ったり、過度にストレスがかかったり、不調の波がきたりすると調子を崩してしまうことがあります。そうならないためにも薬物療法とリハビリを継続し、調子を見ながら自分の希望する生活に向け、進んでいく時期です。

治療目標
  1. 退院後のストレスや不安に対して、一人で抱え込まないことが大切です。主治医やサポーターに相談しながら対処していきます。
  2. 再発予防の計画を実行したり、定期的に見直し・変更したりすることが必要です。

プログラムのご案内

入院作業療法

入院中の患者様を対象に実施しています。プログラムについては随時掲載していきます。

外来作業療法

外来通院中の患者様や他院の患者様もご利用できます。詳細はパンフレットをご覧ください。

アルコール依存症プログラム(ARP)

アディクション(依存症)治療の一環としてARP(アルコール・リハビリテーション・プログラム)を実施しています。アルコール依存症について正しい知識を身に付け、ご自身が本来持っている能力や自分らしさを引き出す場として取り組んでいます。お酒を止めるか、止めないかという迫った考えは押し付けず、お酒が無くても生きていけるという安心感・自信を養い、同じ悩みを持つ仲間たちと新しい人生を歩みだすための第一歩となるような援助を行っています。

入院 外来
月曜日 13:30~15:30
・学習会
火曜日 9:30~11:30
・学習会
13:30~15:30
・依存症集団プログラム
・オンライン例会
木曜日 9:30~11:30
・学習会
13:30~15:30
・ミーティング
第4土曜日
のみ
9:30~11:30
・ミーティング合同開催
学習会
ワークブック(SMARPP)を使った学習会です。病気のこと、身体に及ぼす影響、生活での注意点などを学んでいきます。
依存症集団プログラム
初めて学習する患者様を対象としたプログラムです。
オンライン例会
全国各地の断酒会所属の当事者や病院で入院治療中の方々を対象としたオンラインによる酒害体験発表に参加しています。